2013.7.24日本経済新聞41頁 「アジアを呼びアジアに売る」

「スポーツ新潮流  稼ぐ力磨く」から一部抜粋

  東南アジアのリーグと次々に提携しているJリーグのアジア戦略は、球団個別の動きが目立つプロ野球の数歩先を行く。来季新設するJ3は、従来の外国人枠とは別に提携する東南アジア5カ国の選手枠を設置する。

 来季からのJ3加入を目指す日本 フットボール リーグ(JFL)のFC琉球。今春、マレーシアから代表選手ら2人を獲得した。フェイスブックのクラブのサイトには、マレーシアからの書き込みが相次ぎ、現地のテレビ局が生中継を要望するなど反応は上々。マレーシアに進出予定の日本企業とスポンサー契約の話が進む。J2札幌も、ベトナムで過去3度国内最優秀選手に輝いた同国代表、レ・コン・ビンの獲得を決めた。

 お金集めにあの手この手。